ゲーム紹介
「ひとひら」はバーストしないように巾着からコマを引いていくゲームです。
手番には3回まで巾着からコマを引くことができますが、
欲張って引き過ぎると失敗してしまいます。
取ったコマをついたての中に入れると、そのコマは特殊な得点計算方法となります。
巾着の中が空になるとゲーム終了で、ゲーム終了時に一番多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利します。
歴史
ひとひらは2015年春のゲームマーケットで発売されました。
ひとひらを製作した桜遊庵(おうゆうあん)は和風ゲームを作成しており、ひとひらは4作品目となります。
桜がモチーフとした、控えめなコンポーネントの美しい作品です。
遊び方
プレイ人数
2~4人
プレイ時間
20~30分
目的
巾着からコマを引いて、2つの方法でコマを集めていきます。
獲得したコマによってゲーム終了時に2種類の得点が入ります。
プレイヤーは一番高い得点を目指しましょう。
準備
4人で遊ぶ場合は、すべてのコマを巾着の中に入れます。
3人で遊ぶ場合は、巾着の中に黒いコマ5事、黒以外の各色のコマを15個ずつ入れます。
※2人プレイも可能ですが、3~4人プレイのルールが少し変わります。
ここでは記載しません。詳細は公式HPを参照してください。
巾着を机の中をの全員が手に取りやすいところに置きます。
能力カード3枚を、机の中央の全員が見やすいところに、好きな面を表にしておきます。
各プレイヤーは好きなついたてを1枚取り、自分の前に立てておきます。
スタートプレイヤーを決めてゲームスタートです。
手番の流れ
スタートプレイヤーから時計回りの順番で自分の手番を行います。
1.コマを獲得する
巾着からコマを引きます。
引いたコマは自分の脇に置きます。
※以前の手番で獲得しているコマと混ざらないようにしてください。
各手番に引くことの出来る回数は3回、8個までです。
<失敗>
コマを引いた際に、同色のコマが3個以上か、5色のコマを各色1個以上引いた場合失敗となります。
失敗判定の際に、黒いコマはすべての色として扱います。
失敗となった場合、この手番で引いたコマの中から2個まで選び獲得することができます。
黒いコマと同色2個を獲得することはできません。
残りは巾着に戻し、次のプレイヤーの手番となります。
2.能力を使用する(任意)
以下2つの条件を満たしていれば、能力を1つ使用できます。
・今回の手番で失敗となっていない。
・今回の手番で、能力の使用に必要なコマを獲得した。
能力は6種類ありますが、1ゲームで使用できる能力は3種類です。
今回の手番で獲得したコマが条件を満たしていれば、対応する能力を使用することができます
※使用してもコマは消費しません。
能力の条件は以下の3通りです。
4色:異なる4色のコマを獲得する。
2組:同色のペアを2組のコマを獲得する。
6個:6個のコマを獲得する。
能力使用条件の判定の際に、黒いコマは任意の色として扱うことができます。また、能力で獲得した駒によって失敗することはありません。
3.コマをついたての中に入れる(任意)
手番が失敗でなければ、今回の手番で獲得したコマの中から1色選び、望む数だけ自分の衝立の中に入れることができます。
ついたてに入れなかったコマは脇に色ごとに並べて置いて置きます。
手番が終了となり、次のプレイヤーに手番が移ります。
ゲーム終了条件
手番終了時に巾着の中が空だった場合、その時点でゲーム終了です。
得点計算
ゲームが終了したら得点計算を行います。
得点計算は「ついたての中」と「自分の場」の2種類あります。
<ついたての中の得点計算>
ついたての中は他のプレイヤーと個数を比べて順位によって獲得数が違います。
赤+黄
1位18点、2位10点、3位8点
水+青
1位16点、2位12点、3位8点
1位の人が複数人いた場合、2人だったら1位と2位を、3人だったら1,2,3位の得点を足して、頭割りします。
2位も同様です。
3位が複数人いた場合、3位の得点を分け合います。
<自分の場の得点計算>
自分の場の得点計算は各色毎の個数で点数が決まります。
0個0点、1個-3点、2個-1点、3個1点、4個3点、5個5点、6個8点、7個11点、8個15点、9個19点、10個以上24点
勝利条件
得点計算の合計値が一番高い人が勝利となります。