ゲーム紹介
ドラスレは5種類のキャラクターでドラゴンを討伐を目指す、協力ゲームです。
剣と魔法の世界で経験値を稼ぎながら5つのクエストをクリアして、凄まじい強さのドラゴンを倒しましょう。
歴史
ドラスレは2014年に日本で発売された協力ゲームです。
基本セットの他に「ファング」「SS」「ミンキャス」「帝国紀行ジェメオス」などの拡張が出ており、冒険やキャラクターの幅が広がっている。
またキャラクターコマがメタルフィギュアとなっていることや、キャラクターボードも凝っているため、世界観だけでも十分楽しめる作品です。
遊び方
プレイ人数
3~5人
プレイ時間
約40分
目的
各プレイヤーにキャラクターを割り当てて、固有の能力を使いながら5つのクエストをクリアして、ドラゴンと対決し勝利することを目指します。
準備
各プレイヤーは相談してキャラクターを選択します。
キャラクターが決まったら、キャラクターボードを配り、初期のステータスにマーカーを配置します。
クエストタイルと報酬タイルをシャッフルしてランダムに5つボードに伏せて配置します。
その中の1つのクエストははじめからオープンにしておきます。
スタートプレイヤーを決めたらゲーム開始です。
ゲームフロー
このゲームは「冒険フェイズ」と「決戦フェイズ」があります。
冒険フェイズが終了したら決戦フェイズに移ります。
冒険フェイズ
冒険フェイズでの手番の行動は以下の通りです。
1.移動のダイスを振る。
2.アクションを選択する。
3.キャラクター固有能力や経験値の処理をする。
<1.移動のダイスを振る>
移動のダイスを振ります。
振れるダイスの数はキャラクターにより違います。
基本は1ダイス1マス進み、出目によって移動できる場所が異なります。
街道:2以上、平地:3以上、森:5以上
また、ここで6を出した場合、ドラゴンの警戒心が1つ上がります。
炎のマスにきた場合、ドラゴンランページの処理を行うため、ダイスを1つ振って出た目によって処理を行います。
<2.アクションを選択する>
アクションは以下の4通りです。
冒険を行う
冒険を行います。
このアクションは「平地」か「森」でしか行えません。
ダイスを振って、成功判定を行い、経験値を稼ぎます。
休息する
休息をしてライフを2回復します。
このアクションは「街」か「村」でしか行えません。
伏せられたクエストタイルを調査する
クエストタイルに隣接している場合だけ行うことができます。
クエストを明かすことができます。
明かされたクエストタイルに挑戦する
クエストタイルに隣接している場合だけ行うことができます。
複数人隣接している場合は、隣接しているメンバー全員で挑戦することができます。
クエストについては後述します。
<3.キャラクター固有能力や経験値の処理をする。>
キャラクターのリソースを回復したり、冒険で得た経験値の処理を行います。
これを1手番として、時計回りに手番を回していきます。
<クエストについて>
クエストは隣接しているキャラクター全員で挑むことができます。
また、1度挑戦して失敗しても失敗した時の結果は累積します。
クエストクリア時には1人でクリアした場合は2経験値、複数人で行った場合には1経験値ずつもらうことができます。
クエストをクリアすると同じ場所に配置した報酬タイルを獲得することができます。
※報酬タイルは決戦フェイズで役に立つ重要なアイテムです。
<冒険フェイズの終了条件>
冒険フェイズの終了条件は以下の通りです。
誰か1人死亡した場合。プレイヤーの敗北としてゲーム終了。
クエスト5つを全てクリアした場合。
ドラゴンの警戒心が最大に達した場合。
決戦フェイズ
決戦フェイズはドラゴンとの戦闘になります。
最初にクエストを5つクリアではなく、ドラゴンの警戒心が最大で決戦フェイズに入った場合、ドラゴンの先制攻撃としてドラゴンランページを2回処理し、その後通常決戦に移ります。
各プレイヤーは手番でダイスを振って、決戦表の通りにダメージ処理を行います。
ドラゴンにダメージを与えていき、爪マークまでダメージが来たらドラゴンランページが発生します。
ドラゴンが残りHP2の状態になると、1ダメージずつしか与えられなくなります。
決戦フェイズでは全員が死亡したら敗北となります。
ドラゴンを討伐できたらプレイヤー側の勝利です。
ダイス処理
アクションのダイスでは出目によって特殊な判定をします。
4以上が出た場合、+1成功
6が出た場合、ダイス+1振ることができる
1が出た場合、-1成功
これはアクション全てに適用されます。
リソース
各キャラクターにリソースを持っています。(グラディエーターは除く)
リソースは消費して以下のことができます。
ダメージを1軽減
ダイスを1増やす
リソースの回復方法はキャラクターにより異なるので、キャラクターボードを参照してください。